同定 |
開張13-15mm. 表徴はEndothenia remigera コクロヒメハマキやE. bira ニセコクロヒメハマキに酷似する. 両者よりやや大型, 前翅地色が濃い青紫色を呈することで識別できるが, 交尾器による識別は簡単
Aterpia 属は旧北区から10種ほどと, インドから2種が知られる. 脈相等は Proschistis 属などの近縁のグループと変わらない. ♂交尾器の形態に特徴があって, まとまったグループを形成している. Uncusは広く丸く, socius を欠き, gnathos はよく発達し, 中央は長く突出する. Valvaはむしろ単純だが, sacculusには刺毛群があり, 下縁にそって長い刺毛列を密生する. Signumを欠く.
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